高水温の影響などで大量へい死が心配されている陸奥湾のホタテについて、青森市の漁協が水中ドローンを使った生育調査を進めている。青森放送(ABA)によると、青森市漁協と後潟漁協は毎年、産卵用の親貝を増やすため海中に半成貝を地まきしており、今年も6月に実施した。26日には奥内漁港で2回目の調査を行い、水深36メートルの水温は20.9度と平年並みだったが、対象地点でホタテの姿は確認できなかったという。
一方で死んだ貝殻も見つからなかったため、より生育に適した環境へ移動した可能性があるとみられている。市によると、水温が23度を超えるとホタテの生育に影響が出始めるとされる。青森市漁協の組合長は「ラーバ(稚貝)が死なずに生きることを願っている」と話しているという。両漁協は来月下旬から10月上旬にかけて3回目の調査を行う予定だ。
出典:青森朝日放送(ABA)「陸奥湾ホタテ 水中ドローンで生育調査 『生きていることを願う』」(2026年8月26日)