青森県は26日、十和田湖畔の宇樽部地区の桟橋に長年放置されている遊覧船4隻について、行政代執行による撤去作業に着手した。青森放送(ABA)によると、これらの船は2015年から放置され、船体のさびが目立つほか冬の積雪の重みで転覆したものもある。県は所有者に撤去を求めてきたが、費用負担などを理由に応じられなかったため、行政代執行に踏み切った。
撤去費用は7億円以上にのぼる見込みで、環境省の交付金を活用しながら作業を進め、後日所有者に費用を請求する方針。現場は道が狭く大型クレーンが入れないことや、転覆した船体が大型であることから、仮設道路や仮桟橋を設けたうえで水を抜いて解体する特殊な工法が採られるという。県は2027年度末までの作業完了を目指しており、地元の十和田市長も地域住民の懸念に触れ、撤去開始を歓迎するコメントを寄せた。
出典:青森朝日放送(ABA)「十和田湖 放置遊覧船4隻 青森県が行政代執行による撤去作業を開始」(2026年8月26日)